【合格体験記】AWS Certified Cloud Practitionerに合格したので合格までのロードマップを出す
目次
2月某日、AWS Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー、以下CLF)を受験し、合格しました。この記事では、合格までのロードマップを紹介します。
この資格を受けようと思った理由
AWSに関する全般的な知識を身につけたかった
- 私は普段の業務では、ISMSの事務局員を行っており、本職のエンジニアと運用環境について話す機会があるのですが、AWSの知識が乏しいため会話に齟齬が生じることがよくありました。 せめて、CLF程度の知識は身につけることでエンジニアとの円滑なコミュニケーションを図ることができるのではないかと思いました。
会社の資格報奨制度も後押しになった
- 実際の動機としては、会社の資格報奨制度も後押しになりました。所属している会社で資格取得による報奨金制度が今年から始まりました。CLFを含むAWS系の資格はすべて報奨金の対象となっていたため金銭獲得のために取得しました。
想定読者
- これからCLFを受験しようと考えている方。
- とりあえず、ざっくりAWSの知識をつけたい方。
この資格について
- 今回受験した資格の正式名称は「AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02)」です。
- AWS全般に関する知識を広く薄く問う試験です。
- また、AWSに限らず「クラウドコンピューティングとは」といった視点での学習もあり、クラウドコンピューティング入門としても良いと感じました。
- 難易度としては、「低め」になると思います。
- 前提知識として何らかのITエンジニアの経験がある場合など、より簡単かと思います。
- 逆にIT系の経験、スキルが全くない状態での本試験の受験は少々勉強量が多くなると感じました。
- また、本試験には「有効期間」があり3年間と定まっています。
- これを更新するためには、3年以内に同一資格または上位資格を取得することが必要です。
資格について詳しい/最新の情報が知りたい場合には、下記のサイトをご確認ください。
受験情報
あくまでも私が受験したタイミング(2026年2月現在)の受験情報です。
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試験時間
- 90分
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問題数
- 65問
- ただし、スコアに影響しない採点対象外の問題が15問含まれます。
- どの問題が採点対象外かは、受験者側からはわからないようになっています。
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受験料
- 15,000円
- ただし、本資格受験前にAWSの他の試験に合格していると、受験料が半額になるクーポンがもらえます。
- AIF(AI Practitioner)など別のAWS資格をすでに取得済みの方は参考になれば幸いです。
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受験方式
- CBT方式
- 択一選択問題または複数選択問題
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合格基準
- 1000点満点中、700点以上で合格です。
※問題数や採点方式は試験バージョンにより変動する場合があります。
私の受験前スペック
- ITエンジニアとしての経験は、7年程度です。
- ほとんどがオンプレの技術に触れて来たためクラウドに関する知識はほとんどない状態でした。
- AWSはごく一部のプロダクトを除き触れたことのない状態でのスタートでした。
- EC2, Lambda, Step Functions, IAM, Route53には手順書ありきで触れることがあった程度です。
合格結果
- 合格(試験回数1回)
- 837/1000点
学習期間 / 勉強時間
学習期間
- 2/3 ~ 2/13
- 2/14受験
勉強時間
- 平日2時間
- 休日4 ~ 6時間
- 計 約30時間
使用教材と評価
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AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー 改訂第3版
- 教科書として利用しました。
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- 問題集として利用しました。
- CLFの範囲であれば無料で利用できます。
合格までの勉強ロードマップ
(フェーズ1)教科書の読み込み(3時間)
- ひとまず、教科書をざっくりと全ページ読み込みました。
- 教科書から完全に覚えるのは、私は無理なのでざっくりで「へーこんな技術あるんだー」くらいの認識で覚えました。
(フェーズ2)問題集による知識の定着(残時間すべて)
- 残りの時間はすべてping-tでの問題集を解く時間に当てました。
- Level40に到達を第一目標とし、その後は模擬試験を解き続ける形で時間を使いました。
- 問題を見たら、選択肢を見なくても答えがわかるまで暗記しました。
試験本番の感想
本試験にはNDAがあるため、具体的な問題の内容については触れることができませんが下記のような印象の試験でした。
- 学習に使った教材との大きな差異はありませんでした。
- まれに知らない技術も出てきましたが、消去法で選べる程度のものでした。
- 想定外問題は1〜2割程度で、それ以外は対策可能な範囲でした。
- 試験の意図としてそこまで深く技術について聞かれることはないため、浅く広く勉強することが大切だと感じました。
- AWSの設計思想などはちゃんと理解しておく必要があると感じました。
合格のための重要ポイント
- 今回の試験については、大枠としては学習法は間違っていなかったのではないかと思います。
- ただし、受験までに時間が取れる場合かつ、ある程度お金がかかっても良い場合には一度何でも良いのでAWSのソリューションに触れておくと理解しやすさが格段に上がると感じました。
- 私も業務で触れたことのあるソリューションに関しては「あーあれね」くらいのテンションで流すことができました。
- 下記の内容は、実務でAWSに触れていても、設計を担当する立場でないと意識しにくいと感じました。そのため、別途勉強が必要でした。
- Well-Architected Framework
- クラウド導入フレームワーク
- サポートプラン
実務で役に立つか
- ある程度日常的にAWSに触れている場合にはすでに身につけている知識が多いのではないかと感じましたので、インフラエンジニアの方がこの資格を取ることのメリットは限定的だと感じました。
- ただし、エンジニアと「技術について話す」ことのある職種(営業、CS、私のようなISMS事務局員)などについては共通言語の習得という意味で取得に価値のある資格であると感じました。
- また、エンジニアでも「オンプレしか触ったことないけど、AWSの案件にアサインされた」とか「まだ駆け出しでインフラ周りの知識を全般的につけたい」という方であれば受験に価値のある資格であると感じました。
おすすめ度
・非エンジニア:★★★★★
・オンプレエンジニア:★★★★☆
・AWS経験者:★★☆☆☆
これから受験する人へのアドバイス
- 取得するだけであれば問題集を回せば難なく合格できると思います。
- 理解までしようとするのであればぜひ一度AWSそのものに触ってみてください。
次に狙える資格
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同一レベル帯で狙うのであれば AWS Certified AI Practitioner がおすすめです。
- AI関連のAWSの資格になるため、AIに興味がある方は特におすすめ。
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同一ジャンルで上位資格を狙うのであれば、 AWS Certified Solutions Architect - Associate がおすすめです。
- 更にエンジニア寄りの資格になります。
- 本資格に合格することができれば、CLFの有効期間を延長することができます。
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いずれの資格もCLF合格後であれば、半額で受けることができます。
まとめ
- AWS及びクラウド全般の知識を薄く広く学ぶことのできる資格です。
- よろしければぜひ取得を目指して受験してみてください。
最後に一言
- CLFはしっかり対策すれば十分合格できる試験でした!