【合格体験記】LinuC Level1 101に合格したので合格までのロードマップを出す
3月某日、LinuC Level1 101を受験し、706点で合格しました。
学習期間は約2週間、勉強時間は約30時間でした。
この記事では、実際に行った勉強法・使用教材・試験の感想をまとめます。
この資格を受けようと思った理由
Linuxに対する体系的な知識を身につけたかったため
以前より、業務や趣味などでLinuxに触れる機会は多々ありましたが、必要な場面で必要なことを実施するいわゆる「場当たり的」な使い方しかしてきませんでした。この機会にLinuxに対する体系的な知識を一度身につけ、今後のLinuxライフを一歩進んだ視点で楽しめるようになりたいと考えました。
会社の資格報奨制度の獲得のため
他の資格合格体験記でも記載しているように、私が所属している会社ではIT系の資格に対して報奨金制度が開始されました。LinuCについても報奨金対象となっており、こちらも資格取得の後押しとなりました。
想定読者
- これからLinuC Level1 101を受験される方。
- Linuxについて基礎的な知識を身に着けたいと考えている方。
この資格について
LinuCとは
まず、LinuCとはLPI-Japan が運営する、Linux技術者向けの認定資格です。 Linuxサーバの操作・構築・運用に関する知識を体系的に学べます。
主に以下のような方に向いています。
- Linuxの基礎を学びたい方
- インフラエンジニアを目指している方
- サーバ運用・保守業務に携わっている方
- IT資格で基礎力を証明したい方
LPICとの違いについて
Linux系資格としては、LPIC も有名です。
以前はLinuCとLPICは関係が深い時期もありましたが、現在は別資格となっており、試験制度や運営元も異なります。
ざっくり言えば、
- 日本国内での学習しやすさ・情報量を重視するなら LinuC
- 海外知名度やグローバル資格ブランドを重視するなら LPIC
というイメージです。
私は会社の報奨金制度の仕組みからLinuCを選択しました。
Level1 について
今回受験した LinuC Level1 は、Linuxの入門〜初級レベルに位置づけられる資格です。
公式には、
コンピュータシステムを理解し、仮想環境を含むLinuxシステムの基本操作とシステム管理を行うことができます。
とされています。
少し噛み砕いて言うと、
- Linuxの基本コマンド操作ができる
- ファイル操作や権限管理ができる
- ユーザー管理ができる
- ネットワークやプロセスの基本確認ができる
- Linuxサーバの基礎的な運用知識がある
このあたりの知識を証明する資格だと感じました。
Linux未経験者が最初の目標として選びやすく、実務経験者にとっても知識の整理に役立つ資格です。
Level1 101について
101試験 は、LinuC Level1認定に必要な2科目(101 / 102)のうち、前半にあたる試験です。
主にLinuxの基礎知識や、コマンドライン操作に関する内容が出題されます。
具体的には、以下のような分野が中心です。
- Linuxコマンド操作
- ファイル・ディレクトリ管理
- パーミッション(権限)
- パッケージ管理
- ハードウェアと起動プロセス
- GNU / Unixコマンド
- ファイルシステムの基礎
難易度としては、「低 〜 中」になると思います。
- 前提としてすでにLinuxに触れたことのある人、サーバ構築経験がある人には簡単に感じる資格であると思います。
- 逆に全くLinuxに触れたことがない方については少々難しく感じる資格であると感じました。
Linux初心者からすると覚える範囲は広く感じますが、内容自体は基礎的なものが多く、しっかり学習すれば十分合格を狙える試験だと感じました。
受験情報
あくまでも私が受験したタイミング(2026年3月現在)の受験情報です。
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試験時間
- 90分
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問題数
- 60問
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受験料
- 16,500円
- ただし、 ping-t などの一部のサイトにて割引バウチャーを購入することができます。こちらで購入した場合、15,400円で受験することができます。
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受験方式
- CBT方式
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合格基準
- 公式には非公開ですが推定ではおおよそ65%と言われています。
私の受験前スペック
- 業務、趣味ともに多少の利用経験がありました。
- ただし、主にデスクトップとしての運用が主でサーバ運用は遊び程度でしか触ったことがないため、勉強の中で初めて覚える知識も多くありました。
合格結果
- 合格(試験回数1回)
- 706/800点
学習期間 / 勉強時間
学習期間
- 3/8 ~ 3/19
- 3/20受験
勉強時間
- 平日2時間
- 休日4時間
- 計 約30時間
使用教材と評価
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Linux教科書 LinuCレベル1 Version 10.0対応
- いわゆるあずき本です。教科書として利用しました。
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- 問題集として利用しました。
- 101の範囲であれば無料で利用できます。
合格までの勉強ロードマップ
(フェーズ1)教科書の読み込み(3時間)
- ひとまず、教科書をざっくりと全ページ読み込みました。
- 教科書から完全に覚えるのは、私は無理なのでざっくりで「へーこんな技術あるんだー」くらいの認識で覚えました。
(フェーズ2)問題集による知識の定着(残時間すべて)
- 残りの時間はすべてping-tでの問題集を解く時間に当てました。
- Level40に到達を第一目標とし、その後は模擬試験を解き続ける形で時間を使いました。
- 問題を見たら、選択肢を見なくても答えがわかるまで暗記しました。
- ping-tの模擬試験で安定して8〜9割取れる状態で本番に臨みました。
試験本番の感想
本試験にはNDAがあるため、具体的な問題の内容については触れることができませんが下記のような印象の試験でした。
- 学習に使った教材との大きな差異はありませんでした。
- まれに知らない技術も出てきましたが、消去法で選べる程度のものでした。
- 想定外問題は1〜2割程度で、それ以外は対策可能な範囲でした。
- ただし、記述形式の問題については問題集ではカバーできなかった範囲であったため、少々面食らいました。
- 「読めるけど書けない」状態だと記述形式の問題は難しいかと感じました。
合格のための重要ポイント
- 今回の試験については、大枠としては学習法は間違っていなかったのではないかと思います。
- 時間がある場合には、仮想環境などで一度Linuxに実際に触れてみることが大事だと思います。
実務で役に立つか
- Linuxの基礎的な知識を身につけることができるため、業務でLinuxに触れる方については十分役に立つ知識であると感じました。
- ただし、問題の粒度が細かく実際の業務であれば「調べて使うだろう」という問題も学ばなくてはいけないため、細かすぎる部分もあると感じました。
おすすめ度
- Linux未経験エンジニア:★★★★★
- インフラ志望の学生:★★★★★
- 開発職でLinuxを触る人:★★★★☆
- 資格だけ欲しい人:★★★☆☆
これから受験する人へのアドバイス
- 問題集をしっかり回し、頻出分野を押さえれば十分合格を狙える試験だと思います。
次に狙える資格
- LinuC Level1 に認定されるためにはもう一つ102試験に合格する必要があります。
まとめ
- LinuC101は、Linuxをなんとなく使っている人が、体系的に理解するきっかけになる良い資格でした。
- よろしければぜひ取得を目指して受験してみてください。
最後に一言
本文とは関係ありませんが、合格しているのにまだ記事化できていない資格があと2つあります。そちらも早めに記事にしたいと思います。
編集履歴
- 2026/04/24 初版