【合格体験記】LinuC Level1 102に合格したので合格までのロードマップを出す
3月某日、LinuC Level1 102を受験し、586点で合格しました。
学習期間は約2週間、勉強時間は約20時間でした。
前回(101)の合格体験記については こちら をご覧ください。
この記事では、実際に行った勉強法・使用教材・試験の感想をまとめます。
この資格を受けようと思った理由
詳細については、 101の合格体験記 をご覧ください。 Level1を取得するためには、101と102の両方に合格する必要があるため、102も続けて受験しました。
想定読者
- これからLinuC Level1 102を受験される方。
- Linuxについて基礎的な知識を身につけたいと考えている方。
この資格について
LinuC Level1全体の概要については、 101の合格体験記 でも触れていますので、あわせてご覧ください。
Level1 102について
102試験は、LPI-Japan LinuC Level1認定に必要な2科目(101 / 102)のうち、後半にあたる試験です。
101が「Linuxの基本操作・システム基礎」に寄っているのに対し、102ではより実務寄りの運用知識や、ネットワーク・サービス設定・セキュリティ周りの内容が多く出題されます。
具体的には、以下のような分野が中心です。
- シェルスクリプト基礎
- ネットワーク設定
- システム管理
- システム時刻の管理
- システムのログ
- メール配送エージェントの基礎(MTA)
- セキュリティ
- オープンソース
難易度としては、「低 〜 中」程度になると思います。
普段からLinuxサーバの運用やネットワーク設定に触れている人であれば、比較的取り組みやすい内容だと感じました。 一方で、Linux初心者の方にとっては101よりも少し実務寄りになり、サービスの役割や設定ファイル名など、暗記要素が増えて難しく感じるかもしれません。
特に102では、「このサービスは何をするものか」「どの設定ファイルを使うか」「このコマンドは何の用途か」といった、知識を横断的に問われる印象がありました。
101のようにコマンド操作だけで押し切るというより、Linuxシステム全体の仕組みを理解しているかを確認される試験だと思います。
とはいえ、問われる内容はあくまで基礎〜初級レベルです。 参考書や問題集で範囲を一通り押さえ、各サービスの役割を整理しながら学習すれば、十分合格を狙える試験だと感じました。
受験情報
あくまでも私が受験したタイミング(2026年3月現在)の受験情報です。
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試験時間
- 90分
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問題数
- 60問
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受験料
- 16,500円
- ただし、 ping-t などの一部のサイトにて割引バウチャーを購入することができます。こちらで購入した場合、15,400円で受験することができます。
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受験方式
- CBT方式
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合格基準
- 公式には非公開ですが推定ではおおよそ65%と言われています。
私の受験前スペック
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業務、趣味ともに多少の利用経験がありました。
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ただし、主にデスクトップとしての運用が主でサーバ運用は遊び程度でしか触ったことがないため、勉強の中で初めて覚える知識も多くありました。
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Level1 101の試験については合格済みの状態で受験しています。
合格結果
- 合格(試験回数1回)
- 586/800点
- 最低点が200点のスケール式スコアのため、見た目以上に余裕を持って合格できた印象です。
学習期間 / 勉強時間
学習期間
- 3/22 ~ 3/28
- 3/29受験
勉強時間
- 平日2時間
- 休日4時間
- 計 約20時間
使用教材と評価
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Linux教科書 LinuCレベル1 Version 10.0対応
- いわゆるあずき本です。教科書として利用しました。
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- 問題集として利用しました。
- 102の範囲からは有料プランへの加入が必要です。
- 私は今後Level3までのすべてを取得するつもりがありましたので、ひとまず1年で契約を行いました。
合格までの勉強ロードマップ
(フェーズ1)教科書の読み込み(3時間)
- ひとまず、教科書をざっくりと全ページ読み込みました。
- 教科書から完全に覚えるのは、私は無理なのでざっくりで「へーこんな技術あるんだー」くらいの認識で覚えました。
(フェーズ2)問題集による知識の定着(残時間すべて)
- 残りの時間はすべてping-tでの問題集を解く時間に当てました。
- Level40に到達を第一目標とし、その後は模擬試験を解き続ける形で時間を使いました。
- 問題を見たら、選択肢を見なくても答えがわかるまで暗記しました。
- ping-tの模擬試験で安定して8〜9割取れる状態で本番に臨みました。
試験本番の感想
本試験にはNDAがあるため、具体的な問題内容には触れられませんが、下記のような印象の試験でした。
- 受験した感覚としては、101のときとあまり変わりませんでした。
- 学習に使った教材との大きな差異はありませんでした。
- まれに知らない技術も出てきましたが、消去法で選べる程度のものでした。
- 想定外問題は1〜2割程度で、それ以外は対策可能な範囲でした。
- ただし、記述形式の問題については問題集ではカバーできなかった範囲であったため、少々面食らいました。
- 「読めるけど書けない」状態だと記述形式の問題は難しいかと感じました。
合格のための重要ポイント
- 今回の試験については、大枠としては学習法は間違っていなかったのではないかと思います。
- 時間がある場合には、仮想環境などで一度Linuxに実際に触れてみることが大事だと思います。
実務で役に立つか
- Linuxの基礎的な知識を身につけることができるため、業務でLinuxに触れる方については十分役に立つ知識であると感じました。
- ただし、問題の粒度が細かく、実際の業務であれば「調べて使うだろう」という内容も覚える必要があるため、細かすぎる部分もあると感じました。
おすすめ度
- Linux未経験エンジニア:★★★★★
- インフラ志望の学生:★★★★★
- 開発職でLinuxを触る人:★★★★☆
- 資格だけ欲しい人:★★★☆☆
これから受験する人へのアドバイス
- 問題集をしっかり回し、頻出分野を押さえれば十分合格を狙える試験だと思います。
- 101の知識がまだ頭に残っているうちに早く受験してしまうほうが良いと思います。
次に狙える資格
- 上位資格である LinuC Level2 がおすすめです。
まとめ
- LinuC 102は、Linuxをなんとなく使っている人が、体系的に理解するきっかけになる良い資格でした。
- よろしければぜひ取得を目指して受験してみてください。
最後に一言
- 101と102の両方を受けたことで、LinuC Level1全体の学習像がかなり見えました。
- 次はLevel2の合格体験記も書いていきます。(本記事記載時点でLevel2取得済み)
編集履歴
- 2026/04/28 初版