【英語学習計画】フェーズ1:中学英語を「理解」ではなく「処理できる状態」にするための学習設計

前回の記事では、1年で技術英語を扱えるようになるための全体ロードマップを作成しました。

今回はその中でも最初のステップであるフェーズ1について、具体的な学習方法を整理します。

(※本記事は実践前の計画です)

フェーズ1の目的

フェーズ1の目的はシンプルです。

中学英語を「理解する」から「処理できる状態」に変えること

ここでいう「処理できる」とは以下の状態を指します。

完璧は不要で、6〜7割できれば次のフェーズに進みます。

なぜ理解だけではダメなのか

私はまだ英語学習の初心者ですが、ChatGPTなどでもよく指摘されている失敗パターンとして、以下があります。

一見正しそうですが、このやり方では実際に英語を使えるようにはなりません。

理解できる状態と、実際に使える状態の間には大きなギャップがあります。 英語は「知っている」だけでは使えず、「瞬時に処理できる」ことが必要になります。

今回の目標はあくまで、「英語で技術作業ができる状態 = 英語をツールとして利用できる状態」です。なので、知識として理解するだけではなく、実際に使える状態にする必要があります。

使用教材

フェーズ1では以下の教材を利用します。

この本は全116章で構成されているため、

というペースで進めます。

学習の基本方針

フェーズ1では以下を徹底します。

1日の学習フロー(30分)

フェーズ1では、以下の流れで学習を始めます。

  1. 文法インプット(10分)

    • 本を2章分読む
    • 深く理解しようとしない
    • 「見たことある」状態にすることが目的
  2. ChatGPTを使った学習(10〜15分)

    ここが今回の学習のコアになります。

    ※このパートは最大15分とし、深追いしないこと(時間制約を守る)

    以下の流れで進めます。

    1. 内容整理

      • 学習した内容を自分の言葉で説明
      • ChatGPTに対して以下を確認してもらう
    2. 英作文(write)

      • 学習内容に沿って簡単な英文を2文作る
      • ChatGPTに添削してもらう
    3. 翻訳問題

      • 日本語 → 英語
      • 英語 → 日本語 で理解度を確認する
  3. 瞬間読解トレーニング(5分)

    ここがフェーズ1の中で最も重要です。

    英語を「翻訳するもの」ではなく「そのまま理解するもの」に変えるためのトレーニングです。

    • 短い英文を3〜5文読む
    • 最初は時間がかかってもOK。慣れてきたら5秒以内を目標にする

    このトレーニングで「処理速度」を鍛えます。

ChatGPT用プロンプト

実際に使用するプロンプトは下記です。

(※そのまま使えます)

あなたは英語学習のコーチです。
私は中学英語の復習をしており、「理解よりも処理できること」を目的としています。

以下の手順で学習を進めたいので、指示に従って進行してください。

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# ① 内容整理(私が入力)

私が学習した内容(文法や単元)を説明するので、
・内容が正しいか
・重要なポイントが抜けていないか
を簡潔にフィードバックしてください(長文不要)。

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# ② 英作文(write)

次に、その内容に基づいて
「超シンプルな英文を2つ」私に作らせてください。

条件:
・中学英語レベル
・技術寄りの文脈(IT / セキュリティ / Linuxなど)だと尚良い

私が回答したら、
・文法的に正しいか
・より自然な表現
を簡潔に指摘してください。

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# ③ 翻訳問題(理解チェック)

次に、理解確認のために問題を出してください。

形式:
・日本語 → 英語:1問
・英語 → 日本語:1問

難易度:
・今の単元に対応したシンプルな文

私の回答に対して、
・正誤
・改善点(あれば)
を簡潔に教えてください。

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# ④ 瞬間読解トレーニング(最重要)

最後に、短い英文を3〜5文出してください。

条件:
・中学英語レベル
・できれば技術寄り

私は「即座に意味を取る練習」をするので、解答は表示しないでください。

その後、「解答を表示して」と言ったら答えを出してください。

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# 全体ルール

・とにかく簡潔に
・解説は最小限
・テンポよく進める
・完璧を求めない

では、①から開始してください。

フェーズ1ではやらないこと

今回の目標に対して不要なものは意図的に切り捨てます。

まとめ

最後に

フェーズ1は地味ですが、この後の学習効率を大きく左右する重要なフェーズです。

ここでしっかりと「処理できる状態」を作って、次のフェーズにつなげていきます。